google-site-verification: google8708e6fa443dc584.html

美容師ブロガーの日常

脳出血、片麻痺から美容師復職 色々書いてます

【体験談ブログ】片麻痺克服し社会復帰する上で大切な3つの事

私は、42歳で右の脳内から出血し、左半身が麻痺し、
三か月入院。
退院5日後から職場復帰現在発病から9か月がすぎ、
発病前とほぼ変わらない生活、美容師業を行っております。
発病当時は本当に不安で、一時期笑うことが
できなくなっていました。
事故でも病気でも体が不自由になるということは
物理的な痛みより、もっと深い心の傷や恐怖を残します。

物理的な傷みは収まります、治せます

しかし、五体不満足は治せるかわかりません。

もしかしたら、治るかも

でも、運が悪いと一生このまま?

そんなことを毎日毎日かんがえてました。

そんな自分が一番つらかった時、
リハビリの先生に言ってもらえて嬉しかった事、
今でも毎日意識してる事を書き記します
これを読んで一人でも片麻痺の症状が緩和したら幸いです

1.小さな出来たをメモしていこうね

発病から4日ごろから、一日2時間ほどのリハビリが開始します
担当の先生と自己紹介をしあいます
僕は職業柄、人の名前や顔を覚えるのは得意なはずです
でも、3週間くらい専属の先生の名前覚えられませんでした
脳えのダメージか、混乱やショックか今となっては
わかりませんが、

担当の先生はとにかく明るい青年で、ぼくがなにをしても
すごいほめてくれました
『すごい、昨日より全然できるようになってますね』

『歩くの早くなりましたね』

実際の所、自分的には全然出来てなくて、最初馬鹿にされてるようで
すごい嫌でした。でも、少しずつ、先生に褒めてもらいたくて
頑張ってました
ある日、それを先生に伝えると


片麻痺のリハビリはとても長い道のりです。
出来ることを褒める一番の人物は自分自身です

このノート差し上げますので、今日から毎日出来たこと、どんなに小さくてもいいので
毎日書いてください。きっと、いい結果に向かいますよ。』


手が動かない、立てない。毎日毎日、マイナス思考で頭ぐちゃぐちゃの日々から
指が動いた、膝を曲げれた。出来る事を考えれるプラスの日々になりました。

リハビリ室にはいろんな患者さんがいろんなリハビリをしてます
プラス思考の患者さんとマイナス思考の患者さんはみてすぐ分かります。
やる気にもつながるので1ヶ月での回復量も変わります
リハビリ中にお茶碗を持つ動作
トイレをする動作、歩く動作、いろいろな動作をアイパッドで2週間おきに撮影され
どこが回復してきたか、どのくらいスムーズになってきたか
記録するものがあると、わかりやすかったです

今でも、こうしてブログに書き記す事の先生の教えです。

2.『退院後、すぐにいろんな出来ない壁に当たります、その時は、リハビリ生活を思い出して』


退院前日、最後のリハビリ時間の最後に教えてもらった言葉

回復は確かにした、体も動くようになった。病院内でも一番回復してるのは自分だ
そう思ってました。でもそれは病院内での話し
片麻痺を持っている人の中での話
病院の外は片麻痺などない健康な人が当たり前の世界。
退院ご五日目で職場復帰。
復帰初日でいきなりできない事ばかり。
ショックでしたね、辛いし恥ずかしいし、逃げ出したかったです。
その時、この言葉を思い出しました。

リハビリでやってきたことは最初全くできなかった事ばかり
最初からできたことなんかなにもなかった。
しんどいし、くやしいけど、できるようになれば嬉しい。自分で自分を褒めれる
投げ出したら、できるようにはならない!

先生の教え通り、いまでも毎回いろんな壁があります。
そのたびに言葉を思い出し、できなかった事をノートに書き記し、できるようになった時に、日付と内容を書くのを
楽しみに今でもやってます

3.『出来ない事を恥ずかしがらないで、それは回復の妨げ』

最後のアドバイスはこれでした。
今の自分が、仕事に復帰できた一番はこの言葉があったからと思ってます

プライドだけ高い自分
子供でもできるようなことができない
走ろうとしたらがくがくになる
それがすごく恥ずかしく感じて、リハビリ中の苦手な動作はあまりしようとしてませんでした

見抜かれてました

その時いわれた言葉です
今はできないのは仕方ない、でも、今恥ずかしいと目を背けては
これから先、苦手を克服して、笑顔でノートに〇を書く未来はこないですよ

外の世界で生活する前にこのリハビリ教室でいっぱい恥ずかしい思いをしましょう
外の世界で恥ずかしい思いするよりずっとましですから

今は休みの日に公園を走ってます、まだ少しぎこちなく
人の目が気になりますが、でも、前の休みに走った時より
スムーズだとか、早くなったとか、できるようになったことをかける方が
うれしく頑張れてます

よけれが、リハビリにご活用下さい