今のご時世、安くていい物を求める人が増えてきた。
安くて美味しい
安くて安全
安くて使える
美容室も、安くて綺麗に
確かに理想です。ただ、安くていい物を提供する場合、利益度外視のボランティアか、
超薄利多売の企業以外は絶対的無理です。
安くていい物のはずがいつのまにか安ければいい物に
安くて美味しい牛肉を例に考えてみましょう
牛肉は国産と輸入肉でお値段は結構変わります
輸入牛肉:294円
国産牛肉:805円
(農林水産省調べ)
500円ほど変わります
味、安全性ともに国産牛肉が輸入牛肉より美味しいとされています。
味付けなどの調理では安全性は変わりません。
輸入牛肉294円が例え安くていい物としても、
国産牛よりもアメリカ牛の方がホルモン剤が
600倍多く残留していたという研究もあります
またアメリカはブラジル鶏を輸入してないとも言われています。
もちろん、国産が全ていい物とは限りませんが、安く売る物より安全性の面で、コストをかけているのも事実。
安くて使える物ももちろんあります。
が、こちらも長期使用出来るかと言えばそうではないものも多いです。
美容室代は年間いくら?
平均で年間に美容室に行く回数は4〜5回
カットカラーでかかる費用は
新規料金で5〜6000円
それに対して、同じ店舗で固定客としての利用でかかる費用は
平均1万円前後
年間で2〜3万円かかる費用が変わります。
ならば新規料金での利用の方が安くていい物になるのでしょうか?
答えはNOです。
新規利用の危険性
どこに行ってもある程度綺麗にしてくれる。
よくそんな話を聞きます。
ここでも一つ例を出します。
ラーメン食べに行って、美味しくないて感じた事今まで一度でも感じた事ないですか?
そういうハズレの店も全くない訳ではありません。食べ物なら失敗したなーとその時だけ残念で終わりますが、
美容室の場合そうはいきません。
失敗した髪型は直すのにとても時間がかかります。
こうなると安くていい物にはなりません。
髪の毛は一人一人違います。
美容師も全てのお客様のこだわりを初回一回では完全に理解出来ません。その為にお客様カルテがあります。そして、二回三回と利用して頂けるお客様に感謝の気持ちをもちます。技術するのが人間である以上、新規客より固定客を大切にします。これはどこの美容室も同じです。固定客を大切にしない美容室は間違いなく潰れます。
もちろん新規のお客様にも本気で接客しますが、忙しい場面になると優先度は固定客のお客様の方が圧倒的に高くなります。
髪型で見た目は大きく変わります
日本人は出会って5秒で相手の印象を8割決めると言われます。
安くていい物を求め過ぎて、安ければいい物にしてしまったらもしかしたら、人生損してしまうかもしれません。
もちろん高ければいいとも思いませんが、
きちんと見極めてステキな髪型を手に入れて下さい。